作品紹介 「異世界からきた私は復讐鬼らしいです」 作者 和久井 透夏
今日はコメディのご紹介。
重度の面食いの大学受験生、竹原愛菜は異世界に呼び出され、既に亡くなっている皇女と間違われます。その世界は美形が多くイケメンと恋がしたい主人公は、周囲の思惑など気にせずに、異世界で暮らしていくことを選ぶ。しかし、周囲は彼女を復讐者として扱い、新たな支配者への道を歩ませようとします。最終話で判る主人公の思いは……。
相手の意思をきちんと確認しないまま物事を進める方達と、とにかくイケメンと恋することしか考えていない主人公とのやり取り。
「おいおい、そう考えちゃうの? 」という場面で主人公のことを思うと、ついプッと吹き出しちゃいそうになります。
全10話、総文字数26000字程度の作品。読みやすい分量です。
作者さんの描写は軽やかで、テンポも良い作品です。難しいこと考えずに主人公の行く末を楽しんでください。