作品紹介 「間違えやすい日本語表現」 作者 澤田慎梧
日本語の誤用チェックする際に参照したい作品をご紹介。
言葉は、同じ文字でも時代の経過に伴って使われ方が変わり、本来の意味と異なって使われることがあります。私も誤用することは多々あり、他人から注意されたこともあります。
この作品は、そういった誤用されやすい語彙を辞書等で調べた情報のコラム集です。
小説を創作するとき、ブログを書くとき、私達は日本語で記述する機会が多い。優しい読者さんなら、過ちを指摘してくださることもあるでしょう。ですが、誤用されてることが判らない、もしくは判っていてもわざわざ指摘せずに済まされることが多いでしょう。そういった中には、誤用の多さのせいで呆れて訪問しなくなるかもしれない。
もちろん、小説創作でもブログ運営でも、ものを書くときに辞書でちゃんと調べる習慣があればよいのです。ですが、日常的に誤用している語彙はなかなか調べられていないから誤用されてるのです。そう考えると、気づきを与えてくれるこの作品はとてもありがたい。
コラム形式の作品で、私達と同じ目線で書かれた内容ですので、上から目線に苛立つこともありません。ほんと、とても有り難い作品です。
文章を書く機会は、日本人なら誰にでもあります。時間があるとき、一話ずつでも読んでみてください。きっと誤用していた語彙を見つけるだろうと思います。
そこから先は、誤用のまま使用し続けるのも、誤用を正して使用するのも皆さんの自由です。ですが、他の方は間違ってるのに、正しい言葉を使っていると知られたなら、それが判る相手は誤用に注意している方なので皆さんを見る目が変わると思いますよ?