雑記 カクヨムの楽しみ方(応援コメントで作家と繋がろう)
カクヨムの作品は一話毎に「応援する」「応援コメント」がそのページの下部に置かれています。
「応援する」をクリックすると
とハート部が赤く変わり、「応援する」→「応援済」となり、応援コメントにコメントを記入できるようになります。
応援コメント書かず、応援するをクリックしていただくだけでも作家は嬉しい。
でも、ここで一歩進んでいただくと別の世界がカクヨムでは用意されています。
この応援コメントを利用して、読者は作者とコミュニケーションとることが可能になります。ただ、カクヨムに登録していただく手間がかかりますが、その代わりカクヨム読者特有の楽しみ方ができるようになります。
作者は、読者の反応に飢えています。
もう欠食児童並に飢えています。
いつもщ(゚д゚щ)カモーンと待ち構えています。
ある作家さんなど「私は感想乞食だ」と豪語していますし、その気持ちは底辺であろうと同じWEB作家としてよく判る。
格好のいいことなど書く必要はありません。
私など毎回のようにおバカなコメントしていますが、作家さんも楽しんでくれているようです。
こんな感じの、感想でも応援でもない、ただのふざけたツッコミでもちゃんと返してくれる。
好きな作品の作家さんとある程度繋がると、このようにコメント欄で遊ぶことも可能です。
「面白い話でした」
これだけでも全然問題なし!
毎話、これだけしか書けないとしても構いません。
先ほど書きましたように、作家はどんな小さな反応でもウェルカムなのです。
なかなか読者がつかない作品にほんの小さな反応があると、それだけで一日幸せになれる生物がWEB作家だと言い切ってもいいです。
ただ、もうちょっと書いていただくと、カクヨムに登録した際のユーザーIDを作家は覚えてどんな方なのか想像しイメージを持ちます。すると、その方をどこかで意識しながら作品を書くようになります。だって大事な読者さまだから。
すると……
作品のどこかに読者をイメージした箇所が現れる。
それは読者には判らない箇所でしょう。
作家自身も意識してはいないかもしれない。
でも自分の作品への感想を意識しない作家などいないのです。
ですから、ほんのちょっとでも読者からの感想が反映された作品になっていく。
投稿前に完成し、改稿することも無い作品はあります。ですが、WEB小説ではそのような作品は稀です。投稿前に完成している作品でも、投稿前には再度見直して改稿される作品が多いでしょう。その際には、頭の片隅に読者の反応が残っている。意識していなくても残っているはずなのです。だって作家に限らず、人間なら自分の創造作品に対しての意見を全く意識しないなんてありえないものだから。
「○○というキャラが可愛かった(おバカに見えた、格好いい、等々)」
作家喜びます。
作品キャラを褒められるのは本当に嬉しい。
キャラの設定から外れない範囲で、読者の感想に応えた描写を心がけるかもしれない。
「~~~という一文、素敵でした(笑いました、印象に残りました、等々)」
作家大喜びです。
一つの文章をうーんうーんと唸りながら書き、そこが評価されるなんて、泣いちゃう作家もいるかもしれない。
感想を貰えた文を超えるよう作家は頑張るでしょう。
「この後の展開気になります。(早く次話を投稿してください。この展開は意外でした、等々)」
こんなこと書かれた作家は、はしゃいでいますよ?
私なら歌って踊って大騒ぎです。
喜んで次話に早速とりかかるでしょう。
同じ作品へ続けてコメント書いてると、作家の反応から作家の実像に少しだけ触れることができます。どんな人が書いているのか判るのは楽しいですし、WEB小説の楽しみの一つだと思います。素晴らしいコメントなら作家を育ててることになってますしね。
ま、気軽に思いついたことを書いていただけるだけでいいので、気負わないで書いてくださっていいです。そして作者とのコミュニケーションを楽しんでください。
もちろん、コミュニケーション面倒というのであれば、無理にコメント残すことはありません。ですが、できれば「応援する」をクリックして、読んだ足跡を残して貰えると嬉しいです。
ほんのワンクリックで作家は育つ!
モチベーション高まった作家は書きます。
多く書くと作家は育つんです。嘘じゃありません。
読んで応援した作家が書籍化作家まで成長したら、それは読者のワンクリックのおかげです。コンテストで選考に残り続けてるのを見かけたら、やはり読者のワンクリックのおかげです。
こいつはワシが育てたんじゃ!と、こっそりニマニマして楽しんでください。
口に出すと、こいつ何言ってるんだ? と周囲から思われてしまうかもしれませんのでご注意を……。
コメント欄をどんどん利用して作家と繋がっていただきたいのですが、注意していただきたいこともあります。
・誹謗中傷(具体的で妥当な根拠が不明な批判)はいけません。
そのコメントは作家に削除されるでしょうし、度が過ぎると、せっかく登録したアカウントが運営に削除されます。
・作品を思い通りに変更させようとするコメントもいけません。
作品は、投稿されるまではあくまでも作家のものです。
まだ投稿されていない話に対して読者の意見を押しつけてはいけません。
投稿済みの話へも、批判を受けて改稿するかどうかは作者の意思で決めるべきものです。読者の意見が反映されなくてつまらないと感じたなら、誹謗中傷に走らず、その作品から黙って離れてください。それが読者にとっても作家にとっても最善です。
誹謗中傷じゃなければ、批判はウェルカムです。
ですがその批判を作品に反映するかどうかは作家の意思だという点は忘れないでいただければと思います。
カクヨムでは、話単位ではなく作品への評価として★とレビューで評価する手段も読者にはあります。カクヨムでの楽しみ方に慣れたらそちらへ手を出していただきたいですが、最初は応援コメントで遊んでいただけたなら、読んで楽しむ以外の楽しみが見つかると思います。
是非、試してみてください。