spare time を楽しい時間に

WEB小説(特にカクヨム)の紹介をメインにその時々の雑記

第3回カクヨムWeb小説コンテスト 作品紹介にあたり

 ここしばらく、自分の創作に集中していたので、作品紹介滞っていました。

 またボチボチ再開するので、宜しくお願いします。

 

 さてカクヨムでは現在(2017年12月15日)、第3回カクヨムWeb小説コンテストが行われています。

kakuyomu.jp

 

 膨大な数の作品が応募されています。

 作家さん達の自信作がたくさんあり、何を読んで良いものか悩むほどです。

 また、今回のコンテストは総字数10万字以上が条件になっていますので、短編はありません。気軽に読んでいただきたいのですが、それなりに時間を費やす作品ばかりになるでしょう。

 

 そこで当ブログでは、私が読んで面白い、面白くなりそうと感じた作品を紹介していこうと思います。参考にして、年末年始の余暇に読んでいただければと思います。

 

 私が紹介したいと感じた作品ばかりですが、今回は、皆自分の作品を読んで貰うことにいつも以上に頑張っていますので、余計な印象を与えないよう私個人の感想は控えます

 これを読んだ作家さんのうち、「余計なことすんな、紹介しないで欲しい」と思われた方は是非言ってください。即、下げますので。

 

 しかし、タイトルだけ並べても、選ぶ際に困るでしょうから、作家さんが作品を紹介するために書いた「惹き文」を添えて紹介することにします。

 惹き文を参考に選んでください。

 

 あくまでも私が読んで面白いと感じた作品を紹介しますが、当然、私の好みに合わないからといって面白くない作品というわけではありません。

 ですので、私の紹介をきっかけに、紹介していない作品のうち気になる作品があれば、是非読んでみてくださると有り難いです。

 

 

 また、今回のコンテストでは、読者選考が採用されていますので、面白いと感じたら、感想、♡、★、レビューをどんどん書いていただけると、とてもありがたいです。

紹介作品一覧(2017/09分)

当ブログで紹介させていただいた作品の一覧(2017/09)です。

紹介ページは、当ブログサイドバーにある月刊アーカイブから飛んでいただければと思います。

このエントリでのリンクは作品に直接飛びます。(並びは紹介順)

 

「モノノ怪クリニック」 作者 関川 二尋 

(短編、ファンタジー)

「ちっちゃいけど、お国を守ってるつもりです。」 作者 弦巻 耀

 (長編、現代ドラマ)

「Blind Blue」 作者 旭 青春

(長編、現代ドラマ)

「喫茶「のばら」」 作者 冬村蜜柑

(長編、恋愛)

「光のあなた ~二人目のノヴァをめぐる物語~」 作者 安室凛

(長編、ファンタジー)

「月の贈りもの」 作者 見る子

(短編、童話)

「僕の彼女にバグがある」 作者 衣谷創

(短編、恋愛)

「アイドルが2羽っ! ─百合と異能バトル─(第1部 完結)」 作者 壱原優一

(長編、ファンタジー)

「曖昧な恋のものさし」 作者 まゆずみそる

(短編、ラブコメ

「花葬」 作者 黄間友香

(長編、時代)

「ひと夏のソプラノを、君と」 作者 真野絡繰

(短編、恋愛)

「――ただのおむすび、されどおむすび。」 作者 結愛みりか

(短編、現代ドラマ)

「グラディウス(刀剣)から。」 作者 伊藤マサユキ

(長編、ファンタジー)

「満天の空見上げ~あやかし宵街の一夜~」 作者 紫藤 咲

(短編、ファンタジー)

「軌道砲兵ガンフリント」 作者 冴吹稔

(長編、SF)

「私は悪いことなど何一つしていないのです」 作者 Veilchen

(短編、ファンタジー)

「異世界からきた私は復讐鬼らしいです」 作者 和久井 透夏

(短編、ファンタジー)

「げきぶライフ」 作者 澤田慎梧

(長編、現代ドラマ)

「鎧装真姫ゴッドグレイツ」 作者 靖乃椎子

(長編、アクション)


「紗亜莉ホームズ & 幽霊ワトスン/Shiley Holmes & Ghost Watson」 作者 長束直哉

(短編、ミステリー)

「ホームズ対李書文」 作者 梧桐 彰

(長編、ミステリー)

「魔法の杖の作り方」 作者 CAT

(長編、ファンタジー)

「ドラゴンと、パン屋のチビ助」 作者 hisa子。

(短編、童話) 

「CHEEKY X’MAS―愛しの生意気エイティーン― 作者 氷月あや

(短編、恋愛)

「カクテル・バー『J moon』」 作者 かがみ透

(長編、ラブコメ

「さくら咲くドロップ」 作者 紫藤 咲

(短編、恋愛)

「砂糖はいかが。」 作者 赤坂 パトリシア

(短編、時代)

「うさぎの骸」 作者 小谷杏子

(長編、ファンタジー)

「ルーズヴェルト・らぶ」 作者 満月 愛ミ

(短編、ラブコメ

「トゥリエスを二人は駆け巡る」 作者 宮川和輝

(長編、ファンタジー)

「あひみての」 作者 玉鬘 えな

(短編、恋愛)

 

どの作品もそれぞれ魅力ある楽しめる作品です。

是非、リンク先で触れてみてください。

雑記 小説投稿サイト(特にカクヨム)への個人的見解

 昨日、ネット上で見かけた投稿サイトへの誤解や無知から生じる意見を目にして、で、そんなことはないと言いたくて……以下。

   

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 カクヨムでは(多分他の投稿サイトでも傾向は概ね一緒でしょう)

 

 ・サイトのトップページに載ると読者を自作へ集めやすい。

 (必ず集まるわけではない)

  載らない作品は倉庫で眠ってるような状態です。

   

 例外は、書籍化された作品、著名な作家の作品、何かしらのコンテストへ応募し注目され口コミで人気が出た作品、そして「はてブやWEBのような注目されてる場所」で紹介された作品です。

 

※ 最近(2017/09/09数日前から)「異世界転生したけど日本語が通じなかった」で生じた例はとても興味深かった。はてブとねとらぼで紹介される前からこの作品をたまたま知っていて、個人的には発想が面白いなと思っていました。だけど紹介される前は、小説家になろうでもカクヨムでもさほど読者を集めていなかったし、私も、面白いけれどニッチな層を狙った作品だなぁと思っていました。紹介された機に多くの読者を集めることとなって本当に良かった。

 

 一部の例外を除くと、なかなか読者が集まらない。

 それが投稿サイトです。

 

 これはこれから投稿サイトを利用しようと考えている方にはしっかりと覚えていただきたいことです。投稿したものの全然読者が集まらないなどと愚痴を言っても仕方ありません。だってもともとそういう場所なのですから。

 

 

・面白い作品だから読者が集まるの?

 

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 「読者が集まらないのは面白くない作品だからだろ? 」

 

 そう言う方が居ます。

 ネットでもしばしば見かけます。

 

 ですが読まれていない作品が面白いかどうかなど、誰が判断できるのでしょう?  

 (作家の多くは、読者は面白いと感じてくれるだろうと期待して作品創作していると思うので、 作家の意見はここでは除外)

 

 それに「面白い作品」というのは、読者の数と同じだけ評価は異なるものだと思います。

 

 私は息子が購入したラノベを読む機会がありますが、”さすが書籍化されただけあって面白い”と思う作品もあれば、”なんでこれが書籍化され面白いと言われてるのか判らない”作品もあります。同じように、カクヨムでも多くの読者を集めている作品であろうと面白い作品もあれば、つまらないと感じる作品もあります。世代による違い、趣味の違い、視点の違いなどなどで感想に違いが出てくる。

 

 細かく技巧尽くされた描写があるじっくりと読むべき文芸作品を面白いと感じる読者も居れば、描写は簡潔でストーリー展開が早く判りやすい個性のキャラクターが動き回る文芸的とは言いづらい作品を面白いと感じる読者も居る。

  設定を事細かに説明した地文が多い作品を面白いと思う読者も居れば、会話文が多い作品を面白いと感じる読者も居る。

 時代考証がしっかりしている作品を面白いと感じる読者も居れば、そんな細かいことと気にもせず、時代考証面から見ればいい加減な作品を面白いと感じる読者も居る。

  その他多くの要素が複合的に混じって、読者毎に面白いと感じる作品がある。

 読者がどのように楽しもうと読者の自由です。

 

 「描写や技巧が巧い作品」は、読者が面白いと感じるか否かは別にして、巧拙の評価はある程度安定するでしょう。

 

 ですが、面白い作品となれば、読者の数だけある。そして数多くの方から面白いと思われる作品が人気作と呼ばれ、商業面での成功する可能性ありと見られチャンスを掴むことができた作品が書籍化されることもある。そういうものだと思います。技巧的に優れている作品だからといって、読者が面白いと感じてくれるわけではないのが難しいところですし、創作の面白いところです。

 もっと言えば、間口の広い世界なのだろうと思います。

 

 WEB作家は、素人の集まりと言っても過言ではありませんが、それぞれに考えてそれぞれが面白いと感じる作品をサイトに投稿しています。そして一人でも多くの方に作品に触れていただいて、その中から自作を面白いと感じてくれる読者と出会うことを期待しています。

 

 もちろんより多くの方に面白いと感じて貰えるよう、それぞれに努力しています。その成果が実ってる方も居ますし、私のように駄作しか創作できない者も居ます。

 (ま、だから私は自作の紹介宣伝などする気にもならないのですが)

 

 より多くの方に面白いと感じていただくためには、作家自身が良い作品を生み出す努力と、多くの方に読んでいただく必要があります。

 

 作家の力だけではどうにもできないこと。

 それが、数多くの方に読んでいただくことです。

 自分の作品を「面白い」または「つまらない」と感じてくださる読者と数多く出会うことです。

 

 読者を集めたいと考えてる作家のうちで積極的な作家は、SNSや自身のブログで宣伝します。人によっては複数の投稿サイトへ同じ作品を投稿して、一人でも多くの方に読んでいただく努力しています。

 ですが、先にあげた「一部の例外」を除くと、その効果はたいしたものではありません。

 

 これは個人的な感想で、作家さん達から怒られてしまうかもしれないのですが、作家にはシャイな方がとても多く、話せば気さくな方でも、大勢の方と積極的にフランクに話そうとはしません。

 同じ創作趣味を持つ方以外と話すことに苦手意識を持ってらっしゃるのかな? と感じることもあります。

 

 ですから、作家同士の繋がりの外になかなか広がらない。

 だから読者もそう増えることはない。

 

 これを作家の自業自得と感じる方も居るのでしょう。

 そうかもしれません。

 

 でも私はそうとばかりは思いません。

 作家以外のTwitterの参加者を見てもそうではありませんか。ほとんどの参加者はフォロワーをさほど抱えていない。数を抱えれば良いとも思いませんが、少なくとも参加者の多くはマーケティングなど意識せずに利用して楽しんでいる。

 

 それに、誰もがアルファツイッタラーのように大勢から注目されフォローして貰えるような話題を持たない。

 

 作家が持っているのは作品だけです。

 極端に言えば、その作品について語ることしかできない。

 絵師のように、SNSに作品をあげてフォロワーが一目で内容を理解してもらえるように載せることもできないから、SNS上で評価を受けることもない。

 

 ここまで読んだ方に誤解して欲しくないのは、作家側から歩み寄らなくても、読者から歩み寄ってくれ……などとは私は思っていない点です。作家側にも、もし多くの読者が欲しいと思うのであれば、自作を作家以外の読者へ届ける更なる努力は必要だと思っています。

 

 

・相互評価という批判について

 

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 前述したような状況で、投稿サイトを利用して、自作を読者の目に届けるための手段が、結果として相互評価と見られる行為に繋がっている……繋がってしまっていることが多く、たまに批判されているのを目にする。こういった批判は、一般の読者だけでなくサイトに参加している作家からも出ることがある。

 

 ですが、数百人以上の読者が集まったなら、せいぜい十数人から多くても百人も居ない作家同士の評価など目立つはずがありません。数百人の作家同士の相互評価なんて聞いたことがない。

 現状は、作家同士がお互いの作品を読み、その中で面白いと感じた作品に対して評価する件数が増えると相互評価と呼ばれ、実情を知らない方から批判されているようです。

 

 過去には、コンテストで読者選考と呼ばれる選考を通過するために、「相互評価」によって不正(?)まがいのことがカクヨムでも行われたこともあったようです。ですが、そういったことはカクヨム利用している作家の中からクレームが出て運営も対応してきたようです。

 まだいくらか「意図的な相互評価」(作品がどうあれとにかく好評価する)行為は残ってるのかもしれませんが今では見当たらない。少なくとも私は見たことはない。

 もしそういうことが生じていても、すぐ対処される環境があるというのは強調したい。

 

 ですから、もう一度書きますが、ネット上で「相互評価」と批判されている事象は、意図的に生じているのではなく、結果としてそう見えているだけのケースがほとんどだということです。

 作家仲間の作品だから、面白いと感じても評価してはいけないなどという方がいらっしゃるとは思ってません。誤解で批判されるのは、せっかく面白い作品を創作した作家さんが可哀想だと思うのです。

 

 

 

 そろそろ3000字を越えたので、今回はここらでおしまいにします。小説での話になりますが、一話が3000字前後までに収まるように意識しているのでブログでも気になるんですよね。

 

 他にも感じていることはありますが、それはまた別の機会に。

紹介作品一覧(2017/08分)

 当ブログで紹介させていただいた作品の一覧(2017/08)です。

 紹介ページは、当ブログサイドバーにある月刊アーカイブから飛んでいただければと思います。

 このエントリでのリンクは作品に直接飛びます。(並びは紹介順)

 

正茶漬草子(伏見七尾) - カクヨム

(短編、時代小説)

世界を望めば、世界は我が手の中に(hisa子。) - カクヨム

(長編、ファンタジー)

ヒトノテとネコとヒザマクラの夢(偽尾白) - カクヨム

(短編、SF)

乙女のこころいき(秋保千代子) - カクヨム

(短編、恋愛)

この最愛の愛娘にも祝福を!(finfen) - カクヨム

(長編、二次創作、このスバ)

Bar M (ラ-135791113)(謡義太郎) - カクヨム

(短編、現代ドラマ)

雲間の別鶴(結城かおる) - カクヨム

(短編、恋愛)

龍の背に乗れる場所(佐月 詩) - カクヨム

(短編、現代ドラマ)

魔王の娘と花姉妹(西風銀) - カクヨム

(長編、ファンタジー)

お姉さまは最強の姫で勇者!(深海 映) - カクヨム

(長編、ファンタジー)

葉月先生の恋(六月菜摘) - カクヨム

(長編、現代ドラマ)

クロード葉月先生の徒然日記(如月芳美) - カクヨム

(長編、日記)

蒼海の軍神と真珠(都月きく音) - カクヨム

(長編、ファンタジー)

人間兵器のグロワール(草詩) - カクヨム

(短編、ファンタジー)

汝ら、シェイクスピアの匙を拾え(玉鬘 えな) - カクヨム

(長編、ラブコメ

お片づけの依頼はエルムバンクまで(赤坂 パトリシア) - カクヨム

(長編、時代小説)

ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ(パクリ田盗作) - カクヨム

(資料、歴史)

阿呆鳥の狂詩曲(左安倍虎) - カクヨム

(長編、ファンタジー)

 

 どの作品もそれぞれ魅力ある楽しめる作品です。

 是非、リンク先で触れてみてください。

雑記 カクヨムの楽しみ方(応援コメントで作家と繋がろう)

 カクヨムの作品は一話毎に「応援する」「応援コメント」がそのページの下部に置かれています。

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 「応援する」をクリックすると

 

 

 

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とハート部が赤く変わり、「応援する」→「応援済」となり、応援コメントにコメントを記入できるようになります。

 

 応援コメント書かず、応援するをクリックしていただくだけでも作家は嬉しい。

 でも、ここで一歩進んでいただくと別の世界がカクヨムでは用意されています。

  この応援コメントを利用して、読者は作者とコミュニケーションとることが可能になります。ただ、カクヨムに登録していただく手間がかかりますが、その代わりカクヨム読者特有の楽しみ方ができるようになります。

 

 作者は、読者の反応に飢えています。

 もう欠食児童並に飢えています。

 いつもщ(゚д゚щ)カモーンと待ち構えています。

 ある作家さんなど「私は感想乞食だ」と豪語していますし、その気持ちは底辺であろうと同じWEB作家としてよく判る。

 

 格好のいいことなど書く必要はありません。

 私など毎回のようにおバカなコメントしていますが、作家さんも楽しんでくれているようです。

 

 こんな感じの、感想でも応援でもない、ただのふざけたツッコミでもちゃんと返してくれる。

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 好きな作品の作家さんとある程度繋がると、このようにコメント欄で遊ぶことも可能です。 

 

 

 「面白い話でした」

 これだけでも全然問題なし!

 毎話、これだけしか書けないとしても構いません。

 先ほど書きましたように、作家はどんな小さな反応でもウェルカムなのです。

 なかなか読者がつかない作品にほんの小さな反応があると、それだけで一日幸せになれる生物がWEB作家だと言い切ってもいいです。 

 

 ただ、もうちょっと書いていただくと、カクヨムに登録した際のユーザーIDを作家は覚えてどんな方なのか想像しイメージを持ちます。すると、その方をどこかで意識しながら作品を書くようになります。だって大事な読者さまだから。

 

 すると……

 

 作品のどこかに読者をイメージした箇所が現れる。

 それは読者には判らない箇所でしょう。

 作家自身も意識してはいないかもしれない。

 でも自分の作品への感想を意識しない作家などいないのです。

 ですから、ほんのちょっとでも読者からの感想が反映された作品になっていく。

 投稿前に完成し、改稿することも無い作品はあります。ですが、WEB小説ではそのような作品は稀です。投稿前に完成している作品でも、投稿前には再度見直して改稿される作品が多いでしょう。その際には、頭の片隅に読者の反応が残っている。意識していなくても残っているはずなのです。だって作家に限らず、人間なら自分の創造作品に対しての意見を全く意識しないなんてありえないものだから。

 

 

 

 「○○というキャラが可愛かった(おバカに見えた、格好いい、等々)」

 作家喜びます。

 作品キャラを褒められるのは本当に嬉しい。

 キャラの設定から外れない範囲で、読者の感想に応えた描写を心がけるかもしれない。

 

 

 「~~~という一文、素敵でした(笑いました、印象に残りました、等々)」

 作家大喜びです。

 一つの文章をうーんうーんと唸りながら書き、そこが評価されるなんて、泣いちゃう作家もいるかもしれない。

 感想を貰えた文を超えるよう作家は頑張るでしょう。

 

 

  「この後の展開気になります。(早く次話を投稿してください。この展開は意外でした、等々)」

 こんなこと書かれた作家は、はしゃいでいますよ?

 私なら歌って踊って大騒ぎです。

 喜んで次話に早速とりかかるでしょう。

 

 同じ作品へ続けてコメント書いてると、作家の反応から作家の実像に少しだけ触れることができます。どんな人が書いているのか判るのは楽しいですし、WEB小説の楽しみの一つだと思います。素晴らしいコメントなら作家を育ててることになってますしね。

 ま、気軽に思いついたことを書いていただけるだけでいいので、気負わないで書いてくださっていいです。そして作者とのコミュニケーションを楽しんでください。

 

 もちろん、コミュニケーション面倒というのであれば、無理にコメント残すことはありません。ですが、できれば「応援する」をクリックして、読んだ足跡を残して貰えると嬉しいです。

 

 ほんのワンクリックで作家は育つ!

 モチベーション高まった作家は書きます。

 多く書くと作家は育つんです。嘘じゃありません。

 

 読んで応援した作家が書籍化作家まで成長したら、それは読者のワンクリックのおかげです。コンテストで選考に残り続けてるのを見かけたら、やはり読者のワンクリックのおかげです。

 こいつはワシが育てたんじゃ!と、こっそりニマニマして楽しんでください。

 口に出すと、こいつ何言ってるんだ? と周囲から思われてしまうかもしれませんのでご注意を……。

 

 

 コメント欄をどんどん利用して作家と繋がっていただきたいのですが、注意していただきたいこともあります。

 

 ・誹謗中傷(具体的で妥当な根拠が不明な批判)はいけません。

 そのコメントは作家に削除されるでしょうし、度が過ぎると、せっかく登録したアカウントが運営に削除されます。

 

 ・作品を思い通りに変更させようとするコメントもいけません。

  作品は、投稿されるまではあくまでも作家のものです。

 まだ投稿されていない話に対して読者の意見を押しつけてはいけません。

 

 投稿済みの話へも、批判を受けて改稿するかどうかは作者の意思で決めるべきものです。読者の意見が反映されなくてつまらないと感じたなら、誹謗中傷に走らず、その作品から黙って離れてください。それが読者にとっても作家にとっても最善です。

 

 誹謗中傷じゃなければ、批判はウェルカムです。

 ですがその批判を作品に反映するかどうかは作家の意思だという点は忘れないでいただければと思います。

 

 カクヨムでは、話単位ではなく作品への評価として★とレビューで評価する手段も読者にはあります。カクヨムでの楽しみ方に慣れたらそちらへ手を出していただきたいですが、最初は応援コメントで遊んでいただけたなら、読んで楽しむ以外の楽しみが見つかると思います。

 是非、試してみてください。