作品紹介 「龍の背に乗れる場所」 作者 佐月詩
タイトルから「ファンタジー?」と思われるかもしれませんが、現代ドラマの作品です。
この作品は純文学が好きな方に読んで評価して欲しい作品です。
作者自身、純文学?それとも別かな?とジャンル分けに困っている。
純文学得意じゃない方でも読める純文学だと私は思っていますけれどね。
田端カヲルという少女が、周囲の人との関わりの中で感じたことなどの結果、自殺を試み竜の背によって救われる物語。
1話は5000字以内の全19話ですので、ちょっと空いた時間に1話1話読んで、この作品のテーマは何かを探っていただきたい。
読者によっては重いと感じるかもしれない。
ありがちな話じゃない?と感じるかもしれない。
ただ「最後に救いがあって良かった」と感じるのは間違いない。
軽い話ばかりじゃなく、たまにはちょっと深い内容の話を読みたい時、是非、この作品に触れていただきたいです。