作品紹介 「ソーレディの歌 - Unsung suns Lovesong」 - 作者 糾蝿カフク
とても切なくなる作品をご紹介。
ソーレディ・メザノッテ、今は亡き王国の、さる姫君。彼女は魔王に餌として捕えられる。
彼女は魔王に捕えられる以前に、様々な仕打ちを受け、既に精神が壊れてるのではないかと思われるような発言をする。
「お食べになるならご自由に」
と。
魔王は、食欲が出るような、美味しそうな彼女になったら食べると言い。ソーレディに良い食事を与え平穏な日々を過ごさせる。その生活をソーレディは天国と言い、この幸せな時に、魔王の役に立ちたい、つまり食べてくれと言う。魔王は彼女のその反応を不思議がり、そして彼女との生活を続けていく。
そして彼女が亡くなったとき、魔王は自分が失ったものを知ることになる。
あとは作品を読んで結末を知ってください。
私はこの作品を読むたびに、いろんなことを考えさせられ、そして毎回切ない気持ちになります。とても素敵な作品ですので、どうぞご覧下さい。